「スマコン研究室」
"スマートコンピューティング"に取り組もう!
by i2(NPO法人MICS所属)
リタイア後に何か地元で参加出来ることはないかと種々検討し、地元のNPO活動であるMICSに入会しました。そして、MICSのホーム ページのメンテナンスを支援する話しがあり、気軽に受けてしまいました。会員専用のホームページを拝見した時に一般的なホームページにない 機能を持っていて、面白そうだと感じたからです。しかし、簡単に考えて受けたことを、今では若干後悔しています。何故ならWebページの技術を学習するには、色々と 新たに学ぶことが非常に多く、その奥行も深いことが分かってきたからです。
しかし、市民生活でのITの活用が浸透し、安価に零細組織や個人でも利用できるIT環境が種々利用可能になりました。そして、 IT、特にWeb技術を核とするインターネットを活用すると個人でも今までにないIT活用が可能となります。その反面、ITの高度化、複雑化、激しい技術変化に伴い継続的学習・研究にしなければ活用できなくなってきました。MICSのホーム ページのメンテナンス作業に必要な技術も含めて、更に積極的に「情報化社会を便利に、安全で、早く、良質で、効果的に、ITを活用 する取組み”スマコン”として取り組んでみよう」として新たに決意して取組み始めました。
情報会社会でITを活用するなら、子供からシニアまで趣味で、家族・友人・親戚で、コミュニティ活動・NPO活動で、個人事業・ 仕事で”スマコン”に取組もう、”スマコン”に取組み、活用する、活用してもらう、支援するなどITがより身近で役に立つことを願う 取組みにしたいと考えました。
学習・研究への取組みの考え方
”スマコン”は、退職後の趣味としての学習・研究活動であり、学生時代や企業に勤務時代と異なり、先達である教師やインストラクター の指導に基づく体系的な取り組みではありません。自学自習を中心とする取組みです。数年前に法律を自学自習したときは、書籍を 中心に学習し、演習問題に取組んでいました。しかし、法律の条文を読む取組みは、退屈で根気のいることでした。 少し条文の理解が出来るまでは、まるで意味不明の世界でした。今回、"スマコン"への取組みも同様なことがありそうです。
長年IT業界にいて、どのようなことがITで可能か、何ができるかはよく理解しています。また、どのようなことに適用すれば効果が あるかも理解していて、数多くのITシステムを構築してきました。経営方針や経営環境からIT活用方針を展開して、ITシステムの あり方を考えて、業務分析、基本設計・計画、詳細設計、実装、テスト、稼働までのプロセスを取り纏めるプロジェクト活動を 行ってきました。しかし,趣味で”スマコン”に取組むことは、これとは異なるアプローチが必要なようです。
- 企画から設計・実装まで、個人で全て完結できるようスキルを身に付ける。
- 楽しみながら無理をせず、ステップバイステップで学習・研究を進める。
- ドキュメントに残すのは、後々自分で分かる備忘録程度の最小限に止める。
- 学習する仲間から刺激を受けれるようにそのような機会や場を作る、参加する。
- 基礎的な学習は、重視するが進歩に合わせた自己か課題と成果を残す。
2.”スマコン”のターゲット設定
実現したいことと、自己が実現できることに大きなギャップがあり、現在、何がどこまでできるかかのターゲットを設定して 徐々に積上げながら新たなターゲットに挑戦していきます。何か一歩でも新たなターゲットをクリアすると楽しいものです。 しかし、なかなか達成できないでモヤモヤすることも多くありますが継続していきたいと考えています。
- ターゲットとなる先達・書籍・ネットサイトなどからの吸収
- 演習課題・サンプルを通じての技術習得(時間をかけて自習)
- 基本的な書籍、資料の熟読の繰り返し(根気と集中力の養成?)
- 自己課題の設定による具体的なページ作成
- 他のWebサイトなどの個別サポートを通じての実践的習得
- 良くできたサイト、素敵なサイトを見て感性を養う。
- 趣味や家族、仲間に役立つターゲットの設定と実現
- 諸々のつながりに役立つWebページ
3.”スマコン”による「IT化・デジタル化」
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「IT化・デジタル化の特長」
- 記録・保存が可能
- 多くの人・特定の人・グループとの情報共有が可能
- 加工・編集が容易
- インタラクティブに変化可能
- 利用者の作業・思考・思いの流れに沿った利用が可能
- 利用者のニーズ・シーズ・クレームの吸収に利用が可能
- ワン・インプット・マルチ・プロセッシングの実現が可能
- 創造性・革新性の喚起が可能
- 画像・動画の変化の利用
- 双方向性のコンテンツでの利用
- 目的・利用者に応じて画面上のコンテンツを絞る
(キーワードに合致する内容に絞る) - 設計をして実装とアジャイル開発
「狙い」
「取組み」
まだまだ抽象的で分かりにくと思いますが上記の特徴を生かした実現結果をお見せしたいと考えます。 これも実施したいターゲットと実装できる現状の実力のギャップが大きです。
4.Webページでの特徴ある事例
Webページを何の目的で作成するか個人と少人数で出来ることから始めたいと考えています。そして、 自分に役立つこと、自分も楽しめる、面白いと感じられることから始めたいと考えています。他の人に 役立てれば幸いですがそこまでは、ほど遠そうです。ご容赦下さい。
- 人と人とのつながりの強化、共感、感性の共有
- 趣味のページ
- 紹介のページ(もの、場所、技術など)
- Webサイトを便利に使う備忘録
- コミュニティでの情報共有
- コミュニティでの協働作業(コラボレーション)
- 特長ある組織のWebページ
”スマコン”での基本認識
以下は最終目標ですが、IT活用によって寄与できることは多岐に亘ります。しかし、良いことばかり ではありません。副作用、デメリットもありますのでその点にも配慮して進める必要があります。
- 安全、安心、平和、豊かさ、環境、尊重(生命、自然、人権)、法令遵守
- 留意事項:生命の活性化、資源の活性化、経済の活性化、言論
- 循環、3R、グローバル化、収入支出バランス、保険(リスク対策)
- 価値の消失の防止
つながりとバランス
IT活用の良い面、悪い面、留意すること、リスク、関連知識・技術なども取り上げて、"スマコン”に相応しい 内容にて学習・研究を進めたいと考えています。
- 目的、投資効果、品質要求、納期、技量、関与者満足、変化、連続と不連続
- 予測・予期、モニタリング、是正処置、変更管理、イノベーション、継続的改善
- 創造と廃棄・廃止、リスク対策、課題・問題点管理、メリットとデメリット・副作用、挑戦と失敗
- つながりの創造と保持、スタッフの重要性
- プロジェクトマネジメント、システム思考、ファシリテーション、コーチング、経営技術